アコースティックピアノはもちろん素晴らしい楽器であることは疑う余地がありません。

が、しかし、、、

ピアノ演奏から騒音問題に発生することもまた事実

住宅事情などで音の問題を気にされる方の悩みを聞く機会は非常に多いです。

近隣への騒音問題を気にせずに演奏をするには、いくつかの方法がありますが、株式会社 日本楽芸社ピアノパークでは、

の方法を提案致します。今回の記事では②ピアノに消音機能を後付する』について詳しく説明します。

サイレントピアノ後付けユニットはピアノ内部を傷つけない

サイレントピアノ後付ユニットはボディにドリル穴あけ加工などは一切施さずに、アコースティックピアノの演奏感を損なうことなく、消音機能を追加することが可能な製品です。

㈱日本楽芸社では、ヤマハ製とKORG製の製品をオススメしておりましたが、2023年8月現在ではKORG製品は既に生産終了となっているので、現在入手できるサイレント後付ユニット　ヤマハサイレントピアノ™後付けユニット RSC3シリーズを紹介します。

この製品により、ライフスタイルの変化に合わせて「もっと長く・深くピアノ演奏を楽しみたい」というニーズに寄り添い、長期に渡るピアノライフをサポートします。

ヤマハRSCシリーズ概要動画

こちらの動画でサイレントユニットの概要がわかります

ピアノ設置場所を変更することなく、消音デバイスを取り付けます。

日中はアコースティックピアノとして、騒音が気になる時間にはサイレントモードで演奏を楽しめます。サイレントモードでは、ヘッドホンでの演奏、外部スピーカー（別売り）を取り付けてボリューム調整して演奏を選択することができます。

音色とタッチについて

最新の「アーティキュレーション・センサーシステム」を搭載し、消音演奏時にもピアノ本来のタッチ感を損なうことなく、演奏者が思い描く細やかなニュアンスの表現を正確に検出し、忠実に再現することができます。また、独自のシミュレーション技術により、タッチの細かな違いで音色の変化を弾き分けられ、本格的な演奏表現が可能です。

さらに、ヤマハのコンサートグランドピアノ「CFX」とベーゼンドルファー社のフラッグシップモデル「インペリアル」をサンプリングした音源を搭載しました。ヘッドホン着用時でも立体感のある自然な音を楽しめる「バイノーラルサンプリング」を「CFX」音源に加えて新たに「インペリアル」音源でも採用しました。

オススメ！無料アプリ「スマートピアニスト」

そ無料アプリ「スマートピアニスト」と連携させて各種機能をスマートデバイス上で操作できるなど、利便性が向上しました。「アコースティックピアノ」と「デジタル」の融合はイメージしにくいですよね。ヤマハの1分ほどの動画をご紹介します。

タブレットから音色変更！

タブレットから練習曲を無料ダウンロード

ヤマハ サイレントピアノ後付けユニットの対応機種

『RSC3シリーズ』は、1965年以降に製造されたほとんどのヤマハ アップライトピアノに取り付け可能です。『VSH3 シリーズ』はこれまでに製造されたほとんどのヤマハ サイレントピアノに取り付けが可能です。自動演奏装置を装備しているピアノや、一部品番のピアノには取り付けられません。

Bluetooth®（AUDIO/MIDI）の搭載

Bluetooth®対応のスマートデバイスと楽器をワイヤレスで接続し、デバイス内のオーディオデータを再生しながらアンサンブル演奏が楽しめます。

具合的には、ピアノとiPadなどのデバイスが接続されていることにより、

で演奏を行うことができるのです。またメトロノームを再生しながら演奏することも可能です。

サイレントユニット後付の価格（福岡市近郊の場合）

	希望小売価格(税込)	取り付け工賃
RSC3-1,3,10,30	209,000円	55,000円
RSC3-5	220,000円	66,000円

まとめ

ヤマハのサイレントピアノ後付けユニットは、ピアノ演奏をより深く楽しむための優れた製品です。最新の技術を駆使して、演奏者の表現を忠実に再現し、豊かな音色を提供します。また、Bluetooth®機能やスマートピアニストとの連携により、さまざまな楽しみ方が可能になります。

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